目次
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第1回|営業は終わらない ― ビジネスデザイナーという新しい役割
第2回|顧客の事業をデザインする ― 営業DXの本質
第3回|キャリアの進化 ― 営業マンからビジネスデザイナーへ
序章:サービスの本質は「ビジネスデザイン」
私たちイノベーター・ジャパンは創業以来、企業や教育機関、行政など多様な組織の課題に向き合ってきました。Webサイト制作やオウンドメディア運営支援、営業DXやマーケティングDXの導入など、表面的には「デジタル支援会社」と見られることもあります。
しかし、私たちのサービスの本質は単なるWeb制作やDX導入ではありません。あらゆるプロジェクトの根底に流れているのは、「顧客の事業を成功に導くために、ビジネスをデザインする」という思想です。
生成AIが普及し、テクノロジーが進化する時代においてこそ、この思想はより鮮明になっています。AIやツールは強力な手段ですが、それ自体が目的になることはありません。重要なのは、顧客の課題をどう構造化し、どんな未来像を描き、その実現に伴走するか――つまり「ビジネスデザイン」なのです。
サービスの一貫性を貫く「ビジネスデザイン」
イノベーター・ジャパンが提供するサービスは多岐にわたります。
- Sales First
営業プロセスのDX化を支援し、属人的な営業を再現性ある仕組みに変える。 - MediaDX
出版社や企業のメディアをDX化し、読者データとコンテンツを活用して新しい収益・ブランド価値を生み出す。 - Campus Marketing
少子化で学生募集が厳しくなる教育機関に、デジタルマーケティングの戦略と実行を提供する。
一見すると異なるサービスに見えるかもしれません。しかし、いずれも本質は「顧客の事業を理解し、成功に導くためのビジネスデザイン」で貫かれています。
顧客の課題に寄り添い、それを解決するために最適な手段を選び、デザインし、実行に移す。そこに営業DX、メディアDX、学生募集DXといった要素が組み合わさっているだけなのです。
ビジネスデザインという思想
イノベーター・ジャパンが提供するのは単なる「サービス」ではなく、「ビジネスデザイン」という思想そのものです。生成AIが普及した時代だからこそ、ツールや仕組みを超えて、顧客の未来を共に描く存在が求められています。
次章以降では、私たちがどのように「ビジネスデザイン」をサービスとして体系化し、実際のプロジェクトでどのように具現化しているのかを詳しくご紹介します。