Sales First Magazine編集部の槌谷です。コロナ禍以降、オンラインセミナーやウェビナーが急速に普及し、多くの企業がこの新しい形態を活用し始めています。しかし、その中で「本当に効果的に使えているのか？」という疑問を抱える方も少なくないでしょう。特にBtoB営業において、どのようにしてこのツールを最大限に活用し、成果につなげるかは、今後の営業戦略を考える上で重要な課題となります。そこでオンラインセミナー・ウェビナーの活用法について解説します。
オンラインセミナー・ウェビナーがBtoB営業に与える影響
まず、オンラインセミナーやウェビナーがBtoB営業にどのような影響を与えるかについて考えてみましょう。これまで、BtoB営業といえば、直接訪問や展示会といった対面でのコミュニケーションが主流でした。しかし、オンラインセミナーの登場により、営業活動の形態が大きく変わりました。特に以下の3つの点で、その影響は大きいと言えます。
1. 広範なリーチと新規リードの獲得
従来の営業活動では、特定の地域や業界に限られた範囲でしかリーチできなかったことが多かったですが、オンラインセミナーを活用することで、地理的な制約を超えて広範なターゲット層にアプローチできます。また、参加者の情報を登録時に取得することで、新たなリードの獲得が可能となります。
